まちづくりのひろば

子どもたちの未来のために

桑名市石取会館を訪問

桑名市石取会館を訪ねました。会館は春日神社の南側の細い路地の中にあります。

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石取会館は桑名市教育委員会により運営されています。この施設は東海道を歩く人や、九華公園に来た人がよく立ち寄られます、と受付の女性職員が説明してくれました。

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中は天井の高い空間の中央に石取祭車があり、壁際に祭り情報のパネル展示がされています。

奥のスペースには入場者が自由に叩ける太鼓と鉦もあり、若い方(男性)が鉦を叩いていました。地元に祭車があるのでしょう、聴いたことのある小気味良いリズムでした。

 

桑名市桑名信用金庫の建物(平成3年に桑名市へ寄贈)を平成4年に桑名市石取会館として開館させました。平成19年、春日神社の石取祭が「桑名石取祭の祭車行事」の名称で国重要無形民俗文化財に指定されたのを機に、内装を全面改修しリニューアルオープンしました。

 

先月、文化庁ユネスコ無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」30件の登録を提案しました。この中には四日市市の「取出神社の鯨船行事」とともに「桑名石取祭の祭車行事」も含まれます。

ユネスコへの登録が実現すれば、石取会館は海外からの観光客を集客する施設として重要な拠点となるでしょう。

(おわり)