未来を感じさせるロケットストーブ
ロケットストーブ作りが各地で盛んに行われているようです。
ロケットストーブとはヒートライザー(上昇気流)効果を利用した簡単な構造ながら、少量の薪で高効率の熱が得られる装置です。
ボランティアの方が製作し、東北の被災地に送ったところ、大変喜ばれているそうです。
形状は主にペール缶を利用したものと一斗缶を利用したものがあります。作り方は下のリンクに詳しい。
・ペール缶ロケットストーブの作り方 http://nobchen.wordpress.com/minamisanriku_rocketstove/
・一斗缶ロケットストーブ作ったよ http://chiharuh.jp/?p=2813
自分がこの装置に未来を感じるのは、身近な山野で集めてきた枝葉が高効率の燃料になる点で、バック・ツー・ザフューチャーで博士がデロリアン(車型のタイムマシン)にバナナの皮を放り込むだけでそれが燃料となる、というシーンを思い浮かべたから。
もちろんこの装置を日常の調理や暖房装置にするには排煙を考えた大掛かりな構造となるため、そのままでは普及は難しいと思いますが、化石燃料価格の高騰の折り、地域循環型の次世代エネルギー装置として期待されます。
(おわり)