まちづくりのひろば

子どもたちの未来のために

ポケットウォーマー(カイロ)を使ってみた

寒い日が続きます。朝は日の出直後が一番冷えるように感じます。

こんな日、屋外で細かい指先の作業をする人はどうしているのか、ということでポケットウォーマーを試してみました。

 「ハクキンカイロ」、昔からあります。布バカバーには「SINCE1923」、約90年前ですね。実物は思ったより平たいです。

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使い方はベンジンを入れ、ライターなどで火口を熱します。火口が少し赤くなったら蓋をし、布のカバーの中に入れます。

ベンジンを満タンに入れると24時間温め続けます。

 

原理は「気化したベンジンがプラチナの触媒作用により、炭酸ガスと水に分解され、その時発生する酸化熱を応用」しており、「環境にとてもやさしい、安全でクリーンなハイテクカイロ」だそうです。

 

熱量は「使い捨てカイロ」の10倍とのことですが、布ケースに入れればポケットの中で“やわらかい熱さ”程度になります。

屋外で手袋が出来ない細かい作業をするとき、指先を温めるのに便利でしょう。

ベンジンを入れることと着火が苦にならなければ、長く使えるエコな器具だと思います。

 

(おわり)