四日市コンビナート夜景クルーズ
今回は幸運にも四日市コンビナート夜景クルーズの60分プランに乗船出来ました。集合は夕方6時40分。四日市港埠頭ビル(千歳桟橋)に待合室があります。
待合室はリニューアルされたばかりだそうです。ガイドの方がクルーズの概要について乗船前に説明してくれました。クルーズガイドはコンビナート企業を退職された方(OB)だそうです。
受付では四日市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」をもじった「こにゅうどーなっつ」と「かぶせ茶かりんとう」を販売していました。四日市市のかぶせ茶生産は日本一です。「ことよ軒」は笹川にあるお店だそうです。
救命胴衣を着けて桟橋へ。
60分クルーズの船は全長19メートル、19トン、定員35名の「第二志ほかぜ」です。
木曽三川の改修のために来ていたオランダの土木技術者 ヨハニス・デ・レーケが設計した潮吹き堤防。
霞地区(第3コンビナート)では定期修理のためフレアスタックの炎が高く、またそのためか異臭もありました。
午起地区(第2コンビナート)付近の船舶。工場のパイプと一体化しているよう。
最も華やかな夜景の塩浜地区・石原地区(第3コンビナート)。やはりスマホのカメラでは写りに限界が・・・。
乗船お疲れ様でした。
初めて夜景クルーズに乗船しました。いつも山側からまぶしく光るコンビナートを見ていますが、海から眺めるとこちら側が正面と気づきました。港の真ん中から見るコンビナートは船を光が取り囲むようでちょっと感動しました。
コンビナート企業OBのガイドさんはさすがに工場に詳しく、適任だと思います。また夜景の華やかさだけでなく、かつてはハマグリが採れた豊かな海だったこと、さらに四日市公害にも触れていたところに誠実さを感じました。
日本国内では四日市港のほか、五カ所でこのような夜景クルーズが行われているそうです。
他地域の方には“工場萌え”や夜景の華やかさを感じるクルーズですが、地元の方にとっては違う感じ方もありそうです。このクルーズは市内の方にも是非体験していただきたいと思いました。
(おわり)