まちづくりのひろば

子どもたちの未来のために

三重県総合博物館(MieMu)訪問

今年4月19日に開館した三重県総合博物館へ行ってきました。 三重県総合センターの東側に建設され、2階レベルでセンターと接続されています。 総合センター側の通路から全景 博物館裏の芝生広場(ミュージアムフィールド) 2階レベルに入口があります。基…

林業の仕事〜受け継ぎ残していくもの

先日、矢口史靖監督の映画「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」を見てきました。 映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』予告編 - YouTube ロケ地が三重県ということで、俳優さんたちの三重弁、山林の風景も楽しめました。 数百年前の先祖から丁…

稲作と生物多様性

自分の家の近くは水田地帯なのですが、最近イタチやキツネをよく見ます。耕作放棄地が増えて草むらを寝床にしているものと思われますが、野生の動物が増えてうれしい気もします。 今、「田舎力」という本を読んでいます。地域活性化のヒントがたくさん詰った…

四日市萬古まつり

5月10日(土)・11日(日)の午前9時から夕方6時まで陶栄町萬古神社周辺で萬古まつりが行われています。10日(土)の夕方、会場を覗いてみました。 廉売会場には各窯元の露店が並んでいます。 特産の赤い急須や湯呑み、土鍋、ごはん鍋が主ですが、ごはん…

東海道を歩いてみた

ゴールデンウィークを利用して東海道を四日市から内部まで歩いてみました。 出発点はアーケードの中。東海道がアーケードの下を通るのは珍しいそうです。 中央通を渡って南へ歩きます。 浜田町から南浜田町のあたりは車が通らずとても快適。 東海道沿いで生…

プラスチックごみ焼却の問題点

自分の住むまちにも新ごみ焼却場が建設中です(→http://www5.city.yokkaichi.mie.jp/menu73728.html)。新ごみ焼却場は廃プラスチックも含めて焼却する設備のようです。 最新型の焼却設備で高温で燃やすので従来よりダイオキシンの発生も少ないとのことです…

四日市コンビナート夜景クルーズ

今回は幸運にも四日市コンビナート夜景クルーズの60分プランに乗船出来ました。集合は夕方6時40分。四日市港埠頭ビル(千歳桟橋)に待合室があります。 待合室はリニューアルされたばかりだそうです。ガイドの方がクルーズの概要について乗船前に説明してく…

地域将来推計人口から

これからお年寄りが増え、また子どもが少ないので大変な世の中になることを「少子高齢化」とひとくくりに言われていますが、地域の年齢別人口構成によりかなり状況が違うようです。 今回は私の地元、四日市市の将来推計人口を使い、各世代の人口の増減から未…

地域とつながらない大型SC

数ヶ月前にオープンした大型ショッピングセンター、イオンモール東員に行ってきました。 里山風景の中に突如出現した巨大な商業施設。フードコートにレストラン街、シネマコンプレックス。名古屋にある有名な店も出店しています。 北勢地域ではイオンモール…

桑名市石取会館を訪問

桑名市石取会館を訪ねました。会館は春日神社の南側の細い路地の中にあります。 石取会館は桑名市教育委員会により運営されています。この施設は東海道を歩く人や、九華公園に来た人がよく立ち寄られます、と受付の女性職員が説明してくれました。 中は天井…

持続性社会をつくるアイテム

将来にわたって持続できる社会というのはどのようなものでしょうか。暮らしの中のアイテムをイメージし、リストアップしてみました。キーワードは省エネ、地域循環、健康(人体への安全性が高い)などです。 これは最近読んだ本(下記)の影響があるのですが…

金沢行 兼六園の九谷焼販売

今日は石川方面に用事があり、その後金沢の兼六園を訪ねました。 桂坂口付近(兼六園の外)にはたくさんの土産物屋や食事処が建ち並んでいます。 土産物屋で目立つのは九谷焼の店。ごはん茶碗や湯のみ、コーヒー茶碗、マグカップなどが並んでおり、マグカッ…

地域循環型社会の形成① 〜CLT工法の可能性

停滞する国内の林業・木材加工業の復興とエネルギー確保を地域内で結びつけるものとしてCLT工法が注目されています。 CLT工法とは CLTとは、Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略で、欧州で開発された工法。CLTは板の層を各層…

10年後を考える③ 〜情報技術

まちづくりを考える上で10年は構想上の大きな区切りとして使われています。10年後、日本、自分たちの地域はどのようになっているでしょうか。 ここ10年で長足の進歩を遂げたのは情報技術でしょう。 携帯電話は1990年代後半から爆発的に普及しましたが、2007…

10年後を考える② 〜自然災害・気候変動

まちづくりを考える上で10年は構想上の大きな区切りとして使われています。10年後、日本、自分たちの地域はどのようになっているでしょうか。 東海地震の発生が懸念されています。気象庁のホームページによると 東海地震は、駿河湾から静岡県の内陸部を震源…

10年後を考える① 〜財政破綻

まちづくりを考える上で10年は構想上の大きな区切りとして使われています。10年後、日本、自分たちの地域はどのようになっているでしょうか。 現在、政府の借金は 財務省は、国債や借入金などの残高を合計した「国の借金」が2013年末時点で1017兆9459億円と…

未来を感じさせるロケットストーブ

ロケットストーブ作りが各地で盛んに行われているようです。 ロケットストーブとはヒートライザー(上昇気流)効果を利用した簡単な構造ながら、少量の薪で高効率の熱が得られる装置です。 ボランティアの方が製作し、東北の被災地に送ったところ、大変喜ば…

HBでフランスパンを作ってみた

フランスパン(パゲット)は体に良い(前々回ブログ参照)ということなので、無添加のパンを毎日食べられるようにホームベーカリーを検討しました。 今のホームベーカリーは機能がいっぱい。普通にお餅がつけたり、ごはんパンが出来たりします。自分はフラン…

農産物の名物・ブランド展開について

旅行先で高速道路サービスエリアの土産物は農産物を軸としたものが多いと気づきました。紀州ならウメ、静岡ならお茶といった農産物をテーマにパイやカステラ、クッキー、あめ玉などに展開されています。 大体、その地方特産で収穫量が多いものがブランドとし…

フランスパンを作るぞ!

子どもの頃からご飯よりパンが好きなのですが、固いフランスパンというのはどうもなじめませんでした。でも最近フランスパンを切ってオーブンで焼くと、サクッとして美味しい!というのを発見し、少し病みつきになりました。 ものの本によりますと固いパンは…

「音楽で社会貢献」を考える③

今回は室内楽を施設などに届ける活動をしている団体をネットで調べてみました。 ○特定非営利活動法人クウォーター・グッド・オフィス http://www.npo-qgo.org/ 事業の特色 ①アーティストサロン:赤坂にある練習場所・リハーサル会場を安価で若手演奏家(プロ…

保育園の待機児童数について

幼稚園の園児数が減る一方、保育園で預かる子どもが増えているそうです。認可保育園は7時半から夕方6時まで保育してくれますが、幼稚園は2時半までなので、働くお母さんが増えてきたようです。 四日市市の待機児童は4,717人の保育園児に対し9人(平成25年…

2月2日吉崎海岸清掃

1月に続き、2月も吉崎海岸清掃に参加しました。 あいにくの雨でしたが、集合時は数時間前よりは小雨になりました。この日は環境学習センター職員が「海で発見!おもしろ漂着ゴミ」をテーマに清掃の仕方をアレンジ。1m四方の枠の中のゴミの種類を2人一組…

「音楽で社会貢献」を考える②

弦楽四重奏の出前演奏会を高齢者75歳以上の介護施設で行うとするとどんな選曲となるのか、先ずは楽譜がないと話にならないので以下の販売ページからいくつか拾ってみました。 DLmarket 「柊桜室内楽」のページ http://www.dlmarket.jp/manufacture/index.php…

「音楽で社会貢献」を考える①

自分が楽器をやっているので、音楽で何か社会貢献活動は出来ないか考えてみました。 音楽療法というのがあります。Wikipediaによると、 音楽療法(おんがくりょうほう music therapy)は、音楽を聞いたり演奏したりする際の生理的・心理的・社会的な効果を応…

まちづくりと「居場所づくり」

最近のまちづくりのテーマは「居場所づくり」ではないかと考えています。 小学校以下の子どもたちが安全に過ごせる場所の確保は大切。共働き世帯のための保育園や学童保育所。 学校が面白くない青少年のために相談に乗ってあげられる健全で居心地のよい場所…

アウトプットに求められる同時代性

ぼくらは毎日、他人のアウトプット、例えばテレビ番組、ツイッターやブログ、書籍、映画などに触れているが、自分に響かないものが時々あります。 昨日、AppleTVで滝田洋二郎監督の「僕らはみんな生きている」(1993年)を見たのですが、あまりにも今の気分…

「桑名市はまぐりプラザ」で焼きはまぐりを食べたよ!

桑名市赤須賀にある「桑名市はまぐりプラザ」で焼き蛤を食べてきました。 本当は「焼きはまぐり定食」(1,500円)を食べたかったのですが、当日9時半までに予約しなければいけないとのこと。仕方がないので焼き蛤付きの「赤須賀定食」(1,200円)を注文しま…

子どもの貧困②〜一人親世帯へ思い切った支援を

子どもの貧困①では、貧しい子育て世帯からお金を巻き上げ益々貧しくさせている政治の実態を指摘しました。今回は子育て一人親世帯に対する支援について見ていきます。 「平成23年度子ども・若者白書」の中の下表によると子どもがいる現役世帯の貧困率は30ヶ…

介護支援ボランティア制度の可能性

介護支援ボランティア制度は地域づくりへ飛び込む各世代にとって背中を押してくれる可能性を秘めたものだと思います。それは前回のブログで言及したボランティア活動に参加する“小さな理由”になりうるものだから。 ○介護支援ボランティア制度とは 地方自治体…