まちづくりのひろば

子どもたちの未来のために

「コーヒーの美味しいいれ方」を学ぶ

おもてなしの飲み物といえばコーヒー。最近「カフェ」は人が集まり話し合いをする場を指すようにもなりました。

昨日はスターバックスコーヒー(以下スタバ)が開催するコーヒーセミナー「おいしいコーヒーのいれ方編」に参加してきました。

 

 

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コーヒー豆の知識や、おいしいいれ方の 説明の後、テイスティング。ケニアは浅煎りに近く、コロンビアは中煎り、スマトラは深煎りの豆。

ケニアは酸味?があり、苦味は感じない。コロンビアはいつも飲んでいるインスタントコーヒーに近く、万人向け。ナッツ・アーモンドのような味(?)。スマトラは重量感があるがやや味が平板か。比べてみれば確かに味は違うなーというのが感想。

 

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次にコーヒープレスを使って実際にコーヒーをいれてみる。コーヒーの特徴がよく分かる抽出方法だそうで、テイスティングではもっぱらコーヒープレスが使われているとのこと。ドリップ方式ではコーヒーの油分がフィルターを通らないため、逃している風味があるのだ。

【正規品】BODUM ボダム CHAMBORD フレンチプレスコーヒーメーカー,0.5L 1924-16J

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フードペアリングとして、シュガードーナッツとコーヒー(中挽き)の組み合わせを味わう。確かにこれはよい組み合わせ。ドーナッツの甘さとコーヒーの苦味とコクが引き立てあってバランスがいい。

 

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最後にアイスコーヒーとフォームミルクとの組み合わせ(写真左)。冷めたホットには全然合わない(右)が、アイスには泡立てたミルクのトッピングはありだ。

 

コーヒーが世界中で流行し、飲まれているのは理由(わけ)があるのだと思いますが、今回のセミナーではその魅力の一端に触れたような気がします。

以下にコーヒーの基本事項をまとめました。

 

◯アラビカ種とロブスタ種

コーヒーの品種は大きく分けて2つ。

生育適地病虫害への耐性味の特徴用途
アラビカ種 標高900m〜1800m 弱い 豊かな風味、酸味 コーヒー豆(ストレート)
ロブスタ種 標高900m以下 強い 苦味多い、可溶性大

インスタント・缶コーヒー、ブレンド用

 コーヒー豆の専門店で扱っている豆はアラビカ種がほとんど。アラビカ種はアフリカのエチオピアが原産地。

 

◯コーヒーの加工

加工とはコーヒーチェリーの果肉を生豆から取り除く工程のこと。

加工法作業主な産地
水洗加工 機械で果肉を除去、水洗い、発酵タンクで寝かせ 軽やか・さっぱり・弾けるような 中南米
半水洗加工 手動で果肉を除去、天日で乾燥 少ない酸味・しっかりとしたコク・なめらかな インドネシア
乾燥式加工 コーヒーチェリーを乾燥した後、果肉などを取り除く ワイルド・レーズンのようなベリー感 ブラジル・アフリカ

 

◯焙煎(ロースト)

煎り方特色・用途など
浅煎り シナモン色(薄茶色) 酸味が強く、苦味はない お湯の温度は低め70〜80度で淹れる
中煎り 茶褐色 酸味と苦味とのバランスもよく、コクと甘みがある 一般的なロースト
深煎り 黒みを帯びる 酸味はほとんど感じられず、苦味と香ばしさが強くなる。 エスプレッソコーヒーやアイスコーヒーなど

 スタバでは焙煎は海外で行っており、ローストレベルをブロンド・ミディアム・ダークとしている。

 

おいしいコーヒーをいれるための4つの基本

1.分量

・180mlの水に対して10g(大さじ2杯)のコーヒーの粉 ※スタバのおすすめ

2.挽き具合

・抽出方法に合った挽き具合で

 ※例えばコーヒープレスなら粗挽き、ドリップなら中挽き

3.水(お湯)

・美味しい水を。軟水がおすすめ。

・お湯の温度 中煎りの豆は90〜96度・深煎りは90度以上が最適

4.豆の鮮度

・温度変化の少ない場所に 〜湿気を防ぐ

・密閉性のある容器の中に 〜酸化を防ぐ

 

(参考)

コーヒーセミナー | スターバックス コーヒー ジャパン

 

(おわり)